この記事では、映画『シャドー』を観た筆者が、映画『シャドー』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『シャドー』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
人気作家ピーター・ニールは、自作小説『暗闇』のプロモーションのためローマへ向かう。出発直前、冷え切った関係にある婚約者ジェーンから電話を受け、不快な気持ちを抱きながら旅立つ。ローマに到着した彼を待っていたのは、現地で発生した自身の小説を模倣した連続殺人事件の捜査を担当する刑事たちだった。
承(展開):
殺人現場には『暗闇』のページと、ニール宛の手紙が残されていた。ニールの周囲では次々と関係者が殺されていき、事件は彼に近づいていく。書評家ベルティを怪しいと睨んだニールは助手とともに調査を進めるが、彼の目の前でベルティが殺害され、助手も巻き添えになる。混乱の中、エージェントのブルマーも殺され、ニールは危険を感じてローマを離れる。
転(転換):
物語は二重構造の殺人事件へと発展。最初の殺人はベルティによるものだったが、その後の犯行は実はニール自身が模倣して行っていたことが明らかになる。彼は裏切ったブルマーや婚約者ジェーン、さらに捜査関係者までも次々に殺害していた。
結(結末):
真相に迫る刑事ジェルマニもニールによって罠にかけられ殺される。愛人となっていたアンにまで手をかけようとしたニールだったが、オブジェが突き刺さり自ら命を落とす。サイコスリラーとして、物語はニールの狂気と転落の果てに幕を閉じる。
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