【ネタバレ】『アリス・スウィート・アリス』あらすじを起承転結で解説

この記事では、映画『アリス・スウィート・アリス』を観た筆者が、映画『アリス・スウィート・アリス』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。

【ネタバレ】映画『アリス・スウィート・アリス』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!

映画『アリス・スウィート・アリス』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。この先、物語(ストーリー)の最後(結末・ラスト)までのネタバレが書かれているためご注意ください。

起(導入):孤独と嫉妬に沈む少女

1970年代、ニュージャージー州。12歳の少女アリスは、母キャサリンと妹カレンと暮らすが、素直で愛されるカレンに対して自分だけが疎外されていると感じ、反抗的な態度や奇妙な行動を繰り返していた。やがてカレンの初聖体式の日、教会でカレンが何者かに殺される事件が発生。アリスの行動や所持品から疑惑の目が向けられる。

承(展開):高まる疑念と母娘の絆

アリスは周囲から疑われ、警察や親族の疑念も深まる中、次の襲撃事件が起こる。叔母アニーが何者かに刺され、アリスへの疑惑が強まる一方で、母キャサリンは娘を信じ続ける。精神病院に送られたアリスは、「妹カレンが犯人」と主張するが証拠は乏しく、真実は闇の中だった。母娘は少しずつ互いの理解を深め、絆を取り戻していく。

転(転換):明かされる真犯人

カレン殺害の真犯人は、教会の家政婦トレドーニ夫人だった。彼女はトム神父に執着し、彼をキャサリンに取られることを恐れた末の犯行だった。ドムを誘き出して殺害し、彼の死によってアリスの疑いは晴れるが、トレドーニ夫人は次なる標的をキャサリンに定めて行動を開始する。だがその途中で思わぬ事件を起こし、警察に目撃される。

結(結末):衝撃と余韻を残すラスト

トレドーニ夫人は教会の礼拝中にトム神父を刺殺し、狂気の笑みを浮かべながら捕まる。混乱の中、アリスはひとり静かにその場を離れ、トレドーニ夫人の紙袋と血まみれの包丁を持っている姿が映し出される。不穏な笑みを浮かべるアリスの表情がラストショットとなり、観る者に深い余韻と不安を残して物語は幕を閉じる。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『ホラーズシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『MIHOシネマ』の編集長も兼任しています。

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