【ネタバレ】『さまよう魂たち』あらすじを起承転結で解説

この記事では、映画『さまよう魂たち』を観た筆者が、映画『さまよう魂たち』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。

【ネタバレ】映画『さまよう魂たち』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!

映画『さまよう魂たち』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。この先、物語(ストーリー)の最後(結末・ラスト)までのネタバレが書かれているためご注意ください。

起(導入):小さな町に現れた“死神”と詐欺まがいの心霊調査員

1995年、田舎町フェアウォーターでは、健康な人々が突然心臓発作で死ぬという異常な事件が続発。「死神」の仕業だと町は騒然とするなか、心霊調査員フランク・バニスターはゴーストたちとグルになり、自作自演の悪霊祓いビジネスをしていた。ある日、医師ルーシーとその夫レイと出会ったフランクは、彼らの家のポルターガイスト騒動に介入し、レイの額に「37」の数字が浮かび上がるのを見る。

承(展開):心臓を狙う“死神”の出現と交差する過去の凶悪事件

やがてレイは突然死し、ゴーストとなってフランクに助けを求める。一方フランクは、新たな犠牲者の額に数字が刻まれていることから、目に見えない“死神”が関与していると確信する。死神は黒マントと大鎌を持ち、被害者の心臓を握り潰すかのように命を奪っていた。FBI捜査官ダマーズが現れ、フランクの過去を暴露。妻の死と奇妙な交霊能力の誕生には、1960年代の凶悪殺人事件「ブラッドリー・バートレット事件」とその共犯者・パトリシアが深く関わっていた。

転(転換):死神の正体と共犯者の暗躍、交錯する過去と現在

死神の正体は、かつて12人を惨殺した殺人鬼ジョニーの霊だった。彼は死後もパトリシアと共謀して殺人記録を伸ばし続けていた。フランクは自ら仮死状態となってゴースト化し、ジョニーと対決。ルーシーは一方で、パトリシアが今もジョニーと繋がっており、殺人の協力者であると気づく。療養所跡のチャペルで、フランクとルーシーはジョニーの遺灰を用いて封印しようとするが、FBIのダマーズが妨害、混乱の中で次々と死者が出る。

結(結末):復讐の終焉と再生の光

ルーシーを守るため、ゴーストとなったフランクはパトリシアとジョニーの魂を道連れに“光の道”を駆け上がる。2人は地獄へ堕ち、フランクはデブラやゴースト仲間に励まされ、現世に帰還する。蘇生後、フランクとルーシーは恋人として新たな人生を歩み始める。ダマーズはゴーストとなって現れ、皮肉にも彼女の交霊能力が目覚めたことを示す。こうして、殺人の連鎖と死神の恐怖は終わりを告げた。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『ホラーズシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『MIHOシネマ』の編集長も兼任しています。

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