この記事では、映画『ウイラード』を観た筆者が、映画『ウイラード』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『ウイラード』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):孤独な青年とネズミの出会い
父の会社を乗っ取られた青年ウイラードは、病弱な母と共に古びた豪邸で暮らしている。職場では社長に雑用を押し付けられ、周囲からも軽んじられていた。そんなある日、庭にいたネズミにケーキを与えたことをきっかけに、彼はネズミたちと心を通わせはじめる。白ネズミのソクラテスと黒ネズミのベンを特に可愛がり、密かに地下室でネズミを飼い始める。
承(展開):母の死と心の解放
会社での扱いに不満を募らせたウイラードは、社長のパーティーにネズミを放って復讐を図る。その直後、母が急死し、彼は大きな悲しみとともに束縛からの自由を得る。しかし、家は借金で差し押さえ寸前となり、ウイラードは生活のため、ネズミの力を借りて金を盗むという犯罪に手を染めるようになる。
転(転換):暴走するネズミとすれ違い
会社ではウイラードと親しかった女性ジョーンも巻き添えで解雇され、ついに社長はウイラードの愛するソクラテスを殺害。ウイラードはネズミたちを使って社長を襲わせるが、自分の命令で人が死ぬことに恐怖を感じ、ベンを見捨てて逃げてしまう。その後、自宅のネズミも溺死させ、関係を断ち切ろうとする。
結(結末):裏切りへの報復
ようやくジョーンと心を通わせ始めたウイラードだったが、ベンは密かに彼の家へ戻っていた。地下室に集結するネズミたちを見てウイラードは再び恐怖し、ベンを殺そうとするが失敗。最終的にウイラードは物置に追い詰められ、ネズミたちに襲われて命を落とす。ベンはその様子を冷静に見つめていた。
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