【ネタバレ】『ブラック・フォン』あらすじを起承転結で解説

この記事では、映画『ブラック・フォン』を観た筆者が、映画『ブラック・フォン』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。

【ネタバレ】映画『ブラック・フォン』はどんな話？あらすじを起承転結で解説！

起（導入）：誘拐事件が続く町と、少年の日常

1978年、デンバー郊外。13歳の少年フィニーは野球が好きな内気な少年で、妹グウェンと酒に溺れた父親と暮らしていた。町では“グラバー”と呼ばれる謎の犯人による子供の誘拐事件が相次いでいた。ある日、フィニーの親友ロビンも誘拐され、ついにフィニー自身もグラバーにさらわれてしまう。

承（展開）：閉じ込められた地下室と鳴り響く黒電話

目覚めたフィニーは地下の密室に閉じ込められ、マスクをつけたグラバーに「お前は特別だ」と告げられる。絶望の中、壁の黒電話が鳴り出す。そこからはグラバーの犠牲になった少年たちの霊が次々と現れ、脱出のヒントを授ける。一方、妹グウェンは予知夢の力で兄の居場所を探ろうとしていた。

転（転換）：仲間の声と覚醒するフィニーの意志

何度も逃走を試みるも失敗を繰り返すフィニー。絶望の淵で電話に現れたのは親友ロビンの霊だった。「立ち上がれ、自分を守れ」と励まされ、戦う決意を固めたフィニーは地下室での反撃準備を始める。同時に、グウェンの予知夢はグラバーの家の住所に辿り着き、警察も動き出す。

結（結末）：死者の声とともに勝ち取る自由

グラバーの実兄マックスが真相に気づくも殺され、ついにフィニーとグラバーが対決。フィニーは少年たちの教えを活かし、巧妙な罠でグラバーを倒し、黒電話の線で首を絞めとどめを刺す。無事に脱出したフィニーは、グウェンと再会。警察の捜査により他の犠牲者たちも発見され、事件は終息を迎える。父親は涙ながらに謝罪し、家族の再出発が示唆される。