この記事では、映画『H・P・ラヴクラフトの ダンウィッチの怪』を観た筆者が、映画『H・P・ラヴクラフトの ダンウィッチの怪』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『H・P・ラヴクラフトの ダンウィッチの怪』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):怪しき青年との出会い
アーカム大学で霊界学を教えるアーミテッジ教授のもとに、謎の青年ウィルバー・ウェイトリーがやって来て、禁断の書『ネクロノミコン』を閲覧させて欲しいと願い出る。図書館員ナンシーの同情から、ウィルバーは一時的に本を手にするが、帰りの足を理由にナンシーを不気味な屋敷へ誘導し、薬で支配する。こうして、恐るべき儀式の準備が始まった。
承(展開):明かされていく血の系譜
ナンシーの行方を案じた教授たちは、ダンウィッチの町でウィルバーの出生の秘密を探る。そこで明らかになるのは、ウィルバーが父親不明の双子として生まれ、もう一方の兄弟は「死産」とされたものの、その死体は誰にも見せられていないという異常な事実だった。ウェイトリー家は代々、異界の神を召喚する儀式に挑んできた一族だったのだ。
転(転換):儀式の開始と怪物の解放
ウィルバーはナンシーを祭壇に寝かせ、ヨグ=ソトース降霊の儀式を開始。死者の書を手に詠唱を進めると、屋敷に囚われていた異形の兄弟=怪物が解き放たれ、町の人々を惨殺していく。
儀式を阻止すべく現れたアーミテッジ教授は対抗呪文を詠唱し、ウィルバーは落雷に打たれ死亡。ヨグ=ソトースは出現するも、消えていく。
結(結末):血は絶えず、恐怖は続く
ウィルバーと兄弟は人外の神と人間の混血であり、その血統は終わったように見えた。アーミテッジ教授は安堵しナンシーを助け出すが、彼女の胎内にはすでに新たな命=恐るべき血の継承者が宿っていた。
ラストは、悪夢はまだ終わっていないという不気味な余韻を残し幕を閉じる。
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