【ネタバレ】『カリガリ博士』あらすじを起承転結で解説

この記事では、映画『カリガリ博士』を観た筆者が、映画『カリガリ博士』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。

【ネタバレ】映画『カリガリ博士』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!

映画『カリガリ博士』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。この先、物語(ストーリー)の最後(結末・ラスト)までのネタバレが書かれているためご注意ください。

起(導入):夢遊病者の予言

静かな村で語り始められる恐ろしい物語。若者フランシスは親友アランと村の祭りに出かけ、謎の香具師・カリガリ博士と夢遊病者チェザーレの見世物小屋に出会う。チェザーレには未来を予言する力があり、アランに「夜明けには死ぬ」と予言する。その予言通り、アランは翌朝遺体で発見される。

承(展開):調査と疑惑の深まり

フランシスはアランの死に疑念を抱き、博士が関与していると推理。ジェインの父・オルセン博士の協力を得て調査を始める。別の犯人が捕まるが、連続殺人とは無関係だとわかる。一方でジェインが博士に狙われ、チェザーレに誘拐されるが、彼はジェインを殺せず、逃走中に死亡。チェザーレは見世物小屋でずっと眠っていたはず――不審に思ったフランシスが箱を開けると、そこには人形が入っていた。

転(転換):カリガリ博士の正体

カリガリ博士は精神病院の院長であり、11世紀の伝説的な「カリガリ」に憧れて自ら同化。夢遊病者チェザーレを操って殺人を繰り返していたことが判明する。フランシスたちは証拠をつかみ、チェザーレの遺体を院長に突きつけると、博士は正気を失って錯乱。拘束され、精神病院に収監される。

結(結末):現実と妄想の反転

語り終えたフランシスは実は精神病院の患者であり、すべては彼の妄想だったことが明かされる。カリガリ博士は普通の院長で、フランシスは偏執的な妄想にとらわれていた。医師たちは彼に拘束衣を着せ、治療方針を決める。物語は現実と狂気が逆転する衝撃のラストを迎える。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『ホラーズシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『MIHOシネマ』の編集長も兼任しています。

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