この記事では、映画『ミュータント・ハンド』を観た筆者が、映画『ミュータント・ハンド』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『ミュータント・ハンド』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):奇跡の新薬と悲劇の始まり
若き科学者ハリソンは、亡き父の遺志を継ぎ、肉体の再生を可能にする**奇跡の新薬「プラスミド」**の研究を続けていた。父が錯乱しながら死亡したトラウマを抱えつつ、実験を繰り返していたハリソンは、ついにプラスミドの開発に成功する。
しかし、それを狙う母ヘレナとその恋人ヴォーン博士に襲われ、実験室で右腕を切断されてしまう。自ら開発した薬を使い、ハリソンの腕は異形の“ミュータントハンド”として再生し、意思を持って動き始める。
承(展開):腕の暴走と新たな仲間たち
逃亡中のハリソンは、片足のホームレス・ストライプスや地下社会に生きる人々と出会い、自らの腕が殺人犯とトカゲの遺伝子を持つことを知る。暴走する腕に恐れつつも、それを制御し、義足のストライプスに新たな脚を与えることで希望をもたらす。
同時に、謎めいた美しい女性「イヴ」と出会い、心を通わせていく。ハリソンは仲間たちと絆を育み、「遺伝子の支配から解き放たれる」新たな未来に希望を抱く。
転(転換):裏切りと復讐の連鎖
平穏もつかの間、ヘレナとヴォーン博士が現れ、仲間を殺しイヴとプラスミドを奪い去る。怒り狂ったハリソンは、自らにさらなるプラスミドを打ち込み、複数の異形の腕を生やして暴走、救出に向かう。
救出作戦の中で、右腕軍団は次々と敵を倒すが、ヴォーン博士の抵抗により壊滅。ハリソンは自ら実験室に乗り込んでイヴを助けようとするが、最悪の事態が発生。イヴとヘレナが融合してしまう。
結(結末):絶望と狂気の果て
融合体はイヴの身体とヘレナの心を持った存在として蘇る。愛するイヴが母ヘレナとなってしまったというおぞましい現実に、ハリソンは絶叫。
やがて時間は過ぎ、ハリソンは鎖で拘束され、融合体ヘレナ=イヴと暮らすことに。最後には、ヘレナがハリソンとヴォーン博士を融合させ“理想の男性”を作ろうとするという狂気の計画を語り、ハリソンの絶望の悲鳴の中、物語は幕を閉じる。
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