この記事では、映画『邪悪は宿る』を観た筆者が、映画『邪悪は宿る』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『邪悪は宿る』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):崩壊寸前の家族と母の死
かつて人気ホラー漫画を手がけたが今は仕事もないジェフは、離婚調停中の妻マギーと娘ジェニーの親権を巡って揉めている。ジェフは娘と面会中、かつての友人から再就職の話を受けるが、その直後マギーは交通事故で突然死亡。ジェフはジェニーの親権を得るが、奇妙な出来事が家族に降りかかり始める。
承(展開):不可解な現象とよみがえる恐怖
ジェフとジェニーの生活が再開する中、ジェフの描くホラー漫画の怪物と同じ姿の存在が現実に見え始める。娘ジェニーも同じ怪物を描いており、見守りカメラには不可解な映像が映る。周囲の人々も徐々に巻き込まれ、ジェフは「亡き妻の霊=マギー」が娘に影響を与えているのではと疑い始める。
転(転換):裏切りと真実の発覚
娘を守るため霊的な方法でマギーと交信したジェフは、事故の真相が「故意の殺人」である可能性に気づく。やがて、ベビーシッターのサマンサが犯人であり、ジェフに執着するあまりマギーを殺し、娘までも手にかけようとしていたことが明らかに。サマンサの本性が暴かれ、マギーの霊が現れて彼女に裁きを下す。
結(結末):救済と母の魂の残る場所
娘を守ろうとするジェフと、彼女を連れて行こうとするマギーの霊が激突。ジェフは娘ジェニーを抱きしめて屋根裏から転落するが、ジェニーは「ママが助けてくれた」と語る。事件は終わり、父娘の絆が再確認される。しかしラストでは、マギーの霊が静かに娘を見守り続けている様子が描かれ、完全な解放ではない“余韻”を残して物語は幕を閉じる。
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