この記事では、映画『アンビュランス911』を観た筆者が、映画『アンビュランス911』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『アンビュランス911』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):始まりの狂気と遺された兄弟
1977年、交通事故現場に救急車で現れた男が、重傷の女性に性的な暴力を加え殺害するという異常な事件が発生。彼の二人の息子はその光景を目撃していた。その後、行方不明事件が続出。時は流れ現在──
無謀運転中のカップルが事故を起こし、救急車として現れたのはあの事件の少年たちが成長した中年兄弟。彼らはカップルを残虐に殺害し、自らの異常な“救命”活動を再開する。
承(展開):事故の連鎖と若者たちの闇
別の町ではエイミーが主人公として登場。友人エンジェルの無謀な遊びが原因で死亡し、町には暗雲が立ちこめる。ブルックがジェイソンとジョーダンのひき逃げ事件(老婆を轢殺)を告発し、エイミーとジェイソンの関係も悪化。
その一方で、中年兄弟ダリルとジョンは着々と次の標的(事故に関与した若者たち)を連続殺害。警察のヒギンズ刑事は異常な連続事件に疑念を深めていく。
転(転換):復讐と裏切り、そして母の死
パーティーの最中、ブルックや他の若者たちが中年兄弟によって次々に殺される中、エイミーは母メアリーの恋人がダリルであることを知る。
そして明らかになる真実──轢き殺された老婆はダリルとジョンの母親だった。母の死後、看護師だったメアリーがダリルに優しさを見せたことで二人は親密に。だがその裏では、息子たちが復讐殺人を進行させていた。
結(結末):連鎖する暴力の果てに
エイミーとジェイソンはダリルたちに囚われ、拷問と殺人の温床であるスクラップ置き場へ連れて行かれる。そこにはミイラ化した母の死体と、生きたままロボトミー手術を施された父親の姿が。
正気を失ったダリルがエイミーを殺そうとした時、弟ジョンはかつての父の虐待を重ね合わせ、ダリルを殺害。
しかし終幕の直前、助けを求めたエイミーたちの前に救急車で突っ込んでくるジョン──狂気の血の連鎖は止まらなかった。
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