この記事では、映画『DOOR』を観た筆者が、映画『DOOR』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『DOOR』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
高級マンションに住む専業主婦・靖子は、仕事で多忙な夫・悟と幼い息子・拓人と暮らしている。日常の中で彼女を悩ませているのは、度重なるセールスの電話や訪問販売。ある日、英会話教材のセールスマン・山川が玄関に現れ、チェーンロック越しに無理やりパンフレットを渡そうとする。その際、靖子がドアを閉めて山川の指を挟んでしまう。
承(展開):
山川はその出来事を逆恨みし、脅迫まがいの態度に豹変。玄関ドアを蹴り、執拗に付きまとい始める。やがてポストには精液のついたティッシュが、ドアには卑猥な落書きが残されるようになる。
警察も取り合ってくれず、夫は仕事で家に戻れない。孤立無援の靖子に対し、山川の関心はエスカレートし、監視・盗撮・卑猥な電話と行動は次第にストーカー化。靖子への復讐心が歪んだ愛情と支配欲へと変わっていく。
転(転換):
ある日、息子・拓人が幼稚園から帰ってこず、不安にかられる靖子のもとに、山川が侵入してくる。ナイフで脅され暴力を受ける靖子。やがて拓人が帰宅し、山川は異常なテンションで親子と食事を始める。悟が帰って来ないと知った山川はついに性的暴行に及ぼうとし、チェーンソーで浴室の扉を破壊し始める。
結(結末):
母子は必死に抵抗し、靖子がフォークで山川を刺し逃走、さらに拓人がバットで山川を殴打する。最後は靖子がチェーンソーで山川の首を切断し、恐怖の連鎖に終止符を打つ。
直後、玄関に現れたのはまた別のセールスマン──日常が再び静かに戻る中、靖子の心に焼き付いた恐怖は消えない。
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