この記事では、映画『ディケイド 腐敗する者たち』を観た筆者が、映画『ディケイド 腐敗する者たち』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『ディケイド 腐敗する者たち』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):侵入と偶発的な死
少女たちが大麻目的で中年男ジョナサンの家に侵入し、地下室で物色していた際、ケイトリンが転落死。もう一人の少女は外に飛び出し車にはねられて死亡。ジョナサンは混乱し、警官には「何も見ていない」と嘘をついてしまう。
承(展開):狂気の生活と腐敗のはじまり
潔癖症のジョナサンは死体を氷漬けにし、“彼女”として食事を共にする生活を始める。やがて腐敗が進み、死体には虫がわきはじめる。周囲の人間(近所のおばさん、同僚)には彼女ができたと語り、自分の妄想と現実の区別が曖昧になっていく。
転(転換):過去のトラウマと幻覚の侵食
警察がケイトリン失踪の件で訪問するが、ジョナサンはしらを切る。幼少期に母親から受けた潔癖教育と虐待の記憶がよみがえり、幻覚が進行。腐敗する死体との共存はもはや異常な幻想の中へと沈み込んでいく。
結(結末):幻想の崩壊と孤独な末路
ジョナサンはケイトリンの体を洗い「生き返った」ように錯覚。やがて近所のおばさんを刺殺し、警察に死体を発見される。
4月、彼は変わらぬ日課を繰り返すが、職場のテーマパークは閉鎖済みで、同僚やおばさんも全てジョナサンの妄想だったことが明かされる。
ケイトリンのその後は描かれず、ジョナサンは腐敗と幻想に取り囲まれたまま生き続ける。
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