この記事では、映画『キャメラを止めるな!』を観た筆者が、映画『キャメラを止めるな!』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『キャメラを止めるな!』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
物語は、山奥の廃工場で撮影されている低予算ゾンビ映画の現場から始まる。主演女優・チナツに怒鳴る鬼監督ヒグラシ、ぎくしゃくする撮影チーム。だが突如、カメラマンがゾンビ化し襲いかかるという予想外の展開に。混乱の中、ゾンビが次々に暴れ、やがて主演女優が監督を斧で殺害。カオスな状況のまま映画は終了し、「カット!」の声で物語は意外な転換を見せる。
承(展開):
その映画は実はワンカット・生中継で撮影されるリメイク版の撮影だった。監督レミーはしぶしぶその仕事を引き受けるが、キャストのわがまま、脚本の制限、現場のトラブルなどで準備は難航。さらに、台本の改変も許されず、現場には不穏な空気が漂い始める。
転(転換):
撮影直前、主要キャスト2名が事故で来られなくなり、レミーが監督役、妻のナディアが女優として急きょ代役に入ることに。彼女は役にのめり込むタイプで、現実と演技の境界を失い始める。緊張感と混乱の中、リハーサルも不完全のまま本番が始まる。予期せぬアクシデントやキャストの暴走に見舞われながらも、即興とチームワークで物語を成立させようと必死に対応していく。
結(結末):
本番中にクレーンが壊れるという致命的なトラブルが発生。だが、レミーの娘ロミーのアイデアで人間ピラミッドを作り、最後のカットを手動で撮影することに成功。生中継は無事終了し、キャスト・スタッフは達成感と笑顔に包まれる。最後には父娘の絆を象徴する写真とともに、心温まる余韻が残される。
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