【ネタバレ】『コールド・スキン』あらすじを起承転結で解説

この記事では、映画『コールド・スキン』を観た筆者が、映画『コールド・スキン』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。

【ネタバレ】映画『コールド・スキン』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!

映画『コールド・スキン』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。この先、物語(ストーリー)の最後(結末・ラスト)までのネタバレが書かれているためご注意ください。

起(導入):孤島での異常な日常の始まり

1914年、南極海の孤島に気象観測員として赴任した青年(後に「フレンド」と呼ばれる)は、前任者がチフスで死亡したと知らされ、島での孤独な任務に就く。しかし、小屋に残された日記には「謎の怪物」の記述が。やがて夜、海から現れた半魚人の群れに襲われ、小屋を全焼させながらも撃退することに成功。生存のため、冷淡な灯台守・グルナーとの協力を余儀なくされる。

承(展開):灯台での共闘と葛藤

灯台に移ったフレンドは、グルナーが“アネリス”という名のメスの半魚人を従え、彼女を使って仲間の半魚人を誘き出し殺害していることを知る。毎夜の襲撃と殺戮にフレンドも巻き込まれ、やがてアネリスに情を抱くようになる。フレンドは半魚人の存在を外の世界に知らせようと提案するが、グルナーは拒否。やがてフレンドとアネリスの関係が深まり、灯台内の緊張が高まっていく。

転(転換):嫉妬、復讐、そして準備された決戦

物資が尽きる中、輸送船に助けを求めようとするフレンドをグルナーが妨害。さらにアネリスへの暴力が激化する。アネリスの導きでフレンドは沈没船の存在を知り、そこに眠るダイナマイトを用いて灯台を防衛拠点にしようと提案。フレンドとアネリスの関係を知ったグルナーは嫉妬に駆られ、ダイナマイトの設置を許可する。冬が訪れ、決戦の日が近づいていく。

結(結末):憎しみの終焉と受け継がれる孤独

アネリスを利用し半魚人の大群をおびき寄せたグルナーは、灯台を守るためダイナマイトを爆破、多くの半魚人を虐殺。その後も冷酷に生き残りを排除するが、フレンドはこの行為に罪を感じ、弔いを行う。グルナーがかつての気象観測員だったことも判明し、彼の狂気と過去が明らかに。

やがて幼い半魚人たちと交流を試みるフレンドの前に現れたグルナーは、再び暴走し、子どもを殺してしまう。我に返ったグルナーは自ら半魚人たちの前に身をさらし、殺されていく。

そして時が流れ、新たな観測員が島に到着。かつての青年・フレンドは、かつて自分が聞いたのと同じ言葉で「前任者はチフスで死んだ」と告げ、孤島の静かな狂気はまた新たな形で続いていく。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『ホラーズシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『MIHOシネマ』の編集長も兼任しています。

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