この記事では、映画『アサイラム・バスターズ』を観た筆者が、映画『アサイラム・バスターズ』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『アサイラム・バスターズ』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):封鎖された精神病院の調査へ
ノルウェーの山岳地帯にある廃墟の病院に、リーダーのリーヴェ率いる5人の専門家チームがヘリで到着。彼らの任務は、閉鎖された病院に残る危険物質や資料の調査を行うことだった。
到着早々、彼らは自称「管理人」の老人カールと遭遇。奇妙な空気が漂う中、チームはそれぞれ調査を始めるが、天井から吊るされた謎の青年の遺体を発見し、現場の異常性が明らかになっていく。
承(展開):病院に残る実験の痕跡
青年の侵入を監視カメラで確認し、さらに病院の設計図から地下に未知の病棟が存在することを知る。過去には1976年閉鎖後も1983年まで実験が続けられていたと判明。
調査が進む中、シュンネがテントとビデオを発見。そこには子供たちを使った人体実験の映像が残されていた。一方、森に監視カメラが仕掛けられていたり、赤い糸に導かれて死んだ鹿が現れたりと、不気味な兆候が次第に強まっていく。
転(転換):実験の影、仲間の死
シュンネは何者かにさらわれ、フランクは防護服を着た男に襲撃される。調査チームの一人、エヴァンもまた額をネイルガンで撃たれて殺され、カールは息子に刺殺される。
リーヴェは次々と仲間を失いながらも、シュンネを救い出すべく奔走。オーレも携帯での連絡が絶たれ、ついに彼も防護服の男に捕らえられ実験台となる。死に際のオーレの反撃により、防護服の男の正体が人体実験の犠牲者=奇形者であることが明かされる。
結(結末):生還とさらなる恐怖
リーヴェはシュンネを連れて水没病棟へ逃げるが、最後には水中へ沈んでしまう。意識を取り戻したリーヴェの前には赤い糸を持った少女が立っていた。彼女に導かれ、リーヴェは病院の外へ脱出し、安堵する。
しかし、少女の手には注射器が握られていた――。
まるで実験は今も終わっていないかのように、不穏な余韻を残して物語は幕を閉じる。
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