この記事では、映画『ティン&ティナ 双子の祈り』を観た筆者が、映画『ティン&ティナ 双子の祈り』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『ティン&ティナ 双子の祈り』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
1981年スペイン。ロラとアドルフォの結婚式で、突如ロラが流産し、その後妊娠が難しい体と診断される。深い悲しみに暮れるロラを見て、アドルフォは孤児を養子に迎えることを提案。修道院で出会った7歳の信仰心あふれる双子、ティンとティナを引き取ることに決める。宗教的で純粋すぎる双子の振る舞いに戸惑いながらも、新たな家族としての生活が始まる。
承(展開):
ティンとティナは神への信仰を優先し、常識では考えられない行動をとるように。「神様に会える」と称してビニール袋で兄妹に窒息を試みたり、義足のロラに「天使ごっこ」で同様のことをする。さらに、信仰心からロラの愛犬クキを解剖する事件が発生。ロラは双子の狂信的な行動に恐怖を感じつつも、アドルフォは「子供の過ち」として収めてしまう。
転(転換):
奇跡的に再び妊娠したロラは喜びに包まれるが、ティンとティナは信仰の確認をロラに迫り、神を否定する彼女に次第に不穏な態度を見せる。いじめられていたクラスメイトのペドロが血だらけで倒れる事件が起こり、双子の関与を疑うロラは聖書に恐ろしい絵を見つけ、家の中から宗教を排除する決断をする。やがてロラは出産し、信仰を拒むことで双子との対立が深まっていく。
結(結末):
ある日、ティンとティナがロラの息子を無断でプールに連れ出し、勝手に洗礼を行い溺れさせてしまう。幸い一命を取り留めるが、アドルフォは激怒し、双子を修道院に返すことを決断。その後、夫婦関係も悪化し、アドルフォは感電して死亡、家も炎上。ロラは息子を救うため神に祈り、奇跡的に息子を発見。事件が双子の仕業ではなかったことがわかり、ロラは最終的にティンとティナ、そして神の存在を受け入れる。
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