この記事では、映画『サイエンティスト 禁断の実験』を観た筆者が、映画『サイエンティスト 禁断の実験』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『サイエンティスト 禁断の実験』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):蘇生薬の発明と禁断の研究の始まり
愛する妻・ダーレンの難病を救うため、美容薬品の研究者スティーブは死者を蘇らせる薬の開発にのめり込む。
勤務先ではその効果が問題視され研究を却下されるが、スティーブは自宅の倉庫を研究所に変え、密かに研究を続行。
ある日、ホームレスへの投薬実験に失敗したスティーブは、バーで知り合った女性ミネルヴァを殺害し、彼女で初の人体蘇生実験を行う。
承(展開):実験の暴走と人間の境界の崩壊
ミネルヴァは一度蘇生するも再び死亡。スティーブは遺体を隠蔽するが、防犯カメラ映像から警察に追われる身となる。
さらに介護人ベティにも実験を施しゾンビ化、親友ロバートも殺して蘇生→再殺の繰り返しを始める。
蘇生者は理性を失い、凶暴なゾンビのような状態に変貌していた。
転(転換):狂気の代償と研究者の孤立
スティーブは次第に人間の倫理や理性を失い、研究の成功だけを追求するようになる。
すべてを犠牲にしながら、妻ダーレンの死後に蘇生実験を施す。
しかし、警察に追われながらも続ける研究は、周囲の破滅を加速させていく。
結(結末):家族の破滅と「命」の意味の崩壊
ゾンビ化したダーレンは警察を襲い、スティーブ自身も撃たれながらゾンビとなって再び立ち上がる。
学校から帰宅した娘リリーの前には、ゾンビ化した両親が立っていた――
スティーブの“人を救いたい”という願いは、命の尊厳と家族の絆を崩壊させる悲劇へと変貌した。
みんなのコメント