【ネタバレ】『フィアー・サーカス』あらすじを起承転結で解説

この記事では、映画『フィアー・サーカス』を観た筆者が、映画『フィアー・サーカス』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。

【ネタバレ】映画『フィアー・サーカス』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!

映画『フィアー・サーカス』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。この先、物語(ストーリー)の最後(結末・ラスト)までのネタバレが書かれているためご注意ください。

起(導入):残酷なサーカスショーの幕開け

恋人と共にマニア向けの劇場ショー『真夜中のホラーショー』を訪れた大学生アンジェラは、舞台に上げられ観客の前で姿を消す“マジック”を披露される。
しかしその実態は、裏で本当に惨殺されるという狂気のショーだった。アンジェラの死体を発見した恋人も犠牲となり、観客には真実が隠されたまま。
この劇団はホストの父・デイモスとその子供たち(マジシャンのアポロ、ピエロのトリンキュロなど)で構成されていた。

承(展開):メンバーそれぞれの闇と狂気

腹話術師ジェイネスの相棒の人形は実は自我を持っており、オーディションでの不採用を逆恨みしてスカウトマン夫妻を殺害。
一方、ピエロのトリンキュロはDV被害者ジェニーと出会い心を通わせるが、彼女の彼氏ビンセントへの執着が暴走する。
家族間では、父デイモスがヴィーナスには甘く、アポロには厳しく当たる歪んだ関係性が見え隠れしていた。

転(転換):サイコパスの暴走と復讐の訪れ

ジェニーを手に入れるためにトリンキュロはビンセントを殺害し、その顔を被ってジェニーに迫るという狂気を見せる。
その一方で、かつて劇団に娘を殺された依頼人の復讐のため、殺し屋デュークが『ホラーショー』の劇団員たちを追い詰め始める。
デュークは劇団員を拉致し、主宰のデイモスに拷問を加えるが、逆にアポロがデュークを殺害。物語は大きく動き出す。

結(結末):父から子へ受け継がれる“地獄のショー”

デイモスは瀕死の中で息子アポロに後継を命じ、死の直前に「母のもとへ行ける」と語り息絶える。
父の遺志を継いだアポロは、ホストとして『真夜中のホラーショー』の新たな開演を告げる。
こうして、殺人を芸術に昇華させた狂気のサーカスは、次の世代へと引き継がれてゆくのだった。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『ホラーズシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『MIHOシネマ』の編集長も兼任しています。

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