この記事では、映画『ザ・キープ』を観た筆者が、映画『ザ・キープ』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『ザ・キープ』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
1941年、ドイツ軍の分遣隊がルーマニア・トランシルヴァニア地方の謎めいた城塞「キープ」を拠点に選ぶ。地元の老人アレグザンドルは「十字架には触れてはならない」と忠告するが、兵士たちはその忠告を無視して十字架を外してしまい、内部の闇から謎の存在が解き放たれてしまう。同時刻、ギリシャで謎の男グレッケンが目覚め、何かが目覚めたことを察知する。
承(展開):
キープ内で次々と兵士が謎の死を遂げ、親衛隊が介入。ナチスによる暴挙の中、歴史学者でユダヤ人のクザ教授と娘エバがキープに連行される。教授は古代スラブ語の「我を解き放て」という文字を解読するが、それが何を意味するかまでは分からない。やがてキープに潜む古代の魔物モラサールが姿を現し、教授に接触。ナチスへの怒りを利用して協力を取り付けようとする。一方、グレッケンはエバと接近し、キープの真実に迫っていく。
転(転換):
モラサールの言葉を信じたクザ教授は、封印を解こうとするが、グレッケンはそれを阻止すべく動く。モラサールが「力の源」と言うのは、実はグレッケンが設置した魔除けであり、それがキープから持ち出されれば魔物は人間界に解き放たれてしまうと警告される。教授はそれを信じず、親衛隊に密告。グレッケンは襲撃を受け、崖から落下。キープではついにナチス兵全員がモラサールの手によって惨殺され、恐怖の支配が始まる。
結(結末):
クザ教授がモラサールの「力」を持ち出そうとする直前、娘エバが真実を語り止めようとする。モラサールの命令でエバを殺すよう迫られた教授は良心に目覚め、逆に魔除けを突き出す。その瞬間、グレッケンが現れ、最終決戦へ。魔除けの光と壁の十字架が共鳴し、モラサールは再び封印される。しかしグレッケンも光に包まれ、キープの奥深くへと消えてゆく。教授とエバは生還し、キープは静寂を取り戻す。
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