この記事では、映画『フォーエバー・パージ』を観た筆者が、映画『フォーエバー・パージ』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『フォーエバー・パージ』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):自由を求めて越境した夫婦と“合法な犯罪”
メキシコから逃れてアメリカにたどり着いたホアンとアデラ夫婦は、厳しい移民政策と不穏な空気の中で新生活を始める。アメリカでは犯罪を合法とする「パージ」が再び実施されようとしており、人々はそれに備えていた。ホアンは牧場で、アデラは工場で働く中、迎えたパージ当日。両者は別々の場所でそれぞれの脅威に備える。
承(展開):終わらないはずのパージが続く恐怖
12時間のパージ終了後、暴力は止まず、過激派による「フォーエバー・パージ(永遠のパージ)」が始まる。アデラとその同僚は工場で襲撃を受け、ホアンは雇い主であるタッカー家を助けることになる。混乱は町全体に広がり、グループは命からがら合流し、危機の続くアメリカを脱出するため、メキシコ国境を目指すことを決意する。
転(転換):国境を越えるための決死の逃避行
メキシコ国境閉鎖までのリミットが迫る中、ホアンたちは暴徒に満ちたエルパソを通過することを決行。道中で仲間を失いながらも、国境を越えようとするが、「外国人を殺せば命は助けてやる」という過激思想を掲げるエライジャの襲撃を受け、仲間が再び犠牲になる。分断された一行は、それぞれの道を模索しながら合流を目指す。
結(結末):暴力を超えて生きる希望へ
アデラはかつて受け取った“バラの絵”を頼りに仲間と再会し、難民テントを目指す。一方、ホアンたちは暴徒との最後の戦いへ。アデラはエライジャに捕まるが、ホアンが救出し敵を撃退。命からがらメキシコへたどり着いたグループは、タッカー家の出産を見守る中で、国境を越えて芽生えた絆と希望を感じる。ディランはスペイン語で心からの感謝を伝えるのだった。
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