この記事では、映画『シャッター』を観た筆者が、映画『シャッター』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『シャッター』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
新婚旅行で日本を訪れたカメラマンのベンと妻ジェーンは、山道で謎の女性を撥ねてしまう事故に遭遇。しかし女性の姿は見つからず、2人はそのままコテージへ向かう。
東京での仕事が始まり、ベンは旧友たちと再会し、日常が始まるが、撮影した写真に不可解な白い影が映る。ベンは首の異常を訴えるようになり、徐々に超常現象が頻発し始める。
承(展開):
心霊写真の専門家の元を訪れたジェーンは、白い影の正体に近づこうとする。やがてジェーンは地下鉄で撥ねたはずの女性を目撃し、ベンの撮影した写真からも同様の影が次々と現れる。
写真鑑定の村瀬からは「なぜ助けなかったのか」と意味深な非難を受けるが、ベンはその場を取り繕って立ち去る。
ジェーンはベンの仕事先のビルで、「田中めぐみ」という女性の存在と、ベンが彼女の元恋人であったことを突き止める。
転(転換):
ベンは「めぐみとの関係は終わった」と語るが、実際は友人2人と共謀し、薬を盛っためぐみを暴行させたうえ、その様子を写真に撮って脅迫に使おうとしていた。
共犯者の1人は死亡、1人は自殺し、霊の復讐が現実になっていく。
めぐみの母を訪ねたジェーンとベンは、家の中で腐乱した遺体のめぐみを発見。めぐみは事故以前にすでに自殺していたのだった。
結(結末):
葬儀後もなお霊の気配は消えず、ジェーンはベンのカメラから暴行の証拠写真を見つけ、ベンの共犯を知って家を出ていく。
ベンは霊の姿を確認しようとポラロイドカメラを使うが、そこに映っていたのは—彼の肩に乗るめぐみの霊。
病院で精神崩壊したベンの背中は異常に曲がり、ガラス越しに映る姿には今も霊が乗っている。
めぐみは最後まで、彼の罪を背負わせるように“存在し続けて”いたのだった。
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