この記事では、映画『ポゼッサー』を観た筆者が、映画『ポゼッサー』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『ポゼッサー』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):殺人を実行する“他人の意識を乗っ取る暗殺者”
タシャは他人の意識に潜り込み、暗殺を実行する「ポゼッサー」として活動している。彼女は任務を終えて家庭に戻るも、夫や子どもと過ごす中で精神が不安定になっていく。上司のガーダーから新たな大きな任務を受けたタシャは、若い男コリンの意識を乗っ取って、企業の社長とその娘を殺害しようとする。
承(展開):コリンの意識に潜入、暗殺任務の開始
コリンの意識に入り込んだタシャは、恋人エヴァやその父ジョンへの接近を開始する。しかし、コリンの自我が予想以上に強く、タシャの支配がうまくいかない。彼女はジョンの殺害には成功するが、エヴァの殺害後にコリンを自殺させることに失敗し、任務が狂い始める。タシャとコリンの精神がぶつかり合い、肉体と意識の乖離が進んでいく。
転(転換):精神支配の崩壊と互いの侵入
コリンは次第にタシャの存在に気づき、逆に彼女の記憶や私生活へと踏み込んでいく。一方、タシャもコリンの制御を失い、任務は混乱。タシャの意識に操られたコリンは恋人の友人を殺し、さらにタシャの自宅を突き止め、夫マイケルに銃を突きつけて真相を探ろうとする。タシャはコリンにマイケルを殺すよう命じる。
結(結末):家族の喪失と完全な殺人マシンへの覚醒
タシャの指示でマイケルは殺され、さらにガーダーに意識を乗っ取られた息子アイラがコリンを襲撃。最終的にコリンとアイラは死亡。タシャはベッドで目を覚ますが、息子を失っても感情を表さず、ガーダーは「これでタシャは完全に家族を捨て、任務に専念できる」と満足げに語る。こうしてタシャは人間性を失い、完全なる“ポゼッサー”として完成する。
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