【ネタバレ】『肉の蝋人形(1933)』あらすじを起承転結で解説

この記事では、映画『肉の蝋人形(1933)』を観た筆者が、映画『肉の蝋人形(1933)』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。

【ネタバレ】映画『肉の蝋人形(1933)』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!

映画『肉の蝋人形(1933)』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。この先、物語(ストーリー)の最後(結末・ラスト)までのネタバレが書かれているためご注意ください。

起(導入):ロンドンからニューヨークへ

1921年、ロンドンで蝋人形館を経営していた彫刻家イゴールは、相棒ワースの保険金目当ての放火により、館と愛する蝋人形たちを失う。イゴール自身も火傷を負い、重傷を負った。
時は流れ、1933年のニューヨーク。車椅子生活となったイゴールは、新たな蝋人形館を開こうとしていた。同時に、モデルのジョーン・ゲイルが謎の死を遂げ、その遺体が何者かに盗まれるという事件が発生する。野心的な女性記者フローレンスはこの事件を追い始める。

承(展開):蝋人形の不思議

イゴールの蝋人形館に訪れたフローレンスは、ゲイルにそっくりなジャンヌ・ダルクの蝋人形に疑念を抱く。イゴールの弟子ラルフの婚約者シャーロットは、ロンドン時代のイゴールの作品・マリー・アントワネットにそっくりだった。フローレンスは、蝋人形が実は死体に蝋を塗ったものではと推測し、独自の取材を続ける。

転(転換):蝋人形館の真実と恐怖

蝋人形館のオープンと同時に、イゴールの関与を示す証拠が次第に明らかに。フローレンスの尾行により、ジョーン・ゲイルの遺体が蝋人形になっている可能性が浮上。やがて判事や他の失踪者も蝋人形として展示されていたことが判明。イゴールは実は歩けること、顔の火傷を蝋で隠していたことが露見し、マリー・アントワネットに似たシャーロットを人形にしようと地下に監禁する。

結(結末):暴かれた狂気と終焉

イゴールは蝋人形製作のために人間を殺害し、死体を蝋で覆っていた猟奇殺人鬼だった。フローレンスとラルフが地下でシャーロットを救おうとする中、警察が突入し、イゴールは撃たれて蝋の溶鉱炉に落ちて死亡。事件は解決し、フローレンスは特ダネをものにし、編集長ジムからのプロポーズを受け入れ、ハードボイルドな記者として物語を締めくくる。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『ホラーズシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『MIHOシネマ』の編集長も兼任しています。

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