【ネタバレ】『人狼村 史上最悪の田舎』あらすじを起承転結で解説

この記事では、映画『人狼村 史上最悪の田舎』を観た筆者が、映画『人狼村 史上最悪の田舎』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。

【ネタバレ】映画『人狼村 史上最悪の田舎』はどんな話？あらすじを起承転結で解説！

起（導入）：呪われた村と招かれた作家

1901年、スペインの田舎村アルガで、侯爵夫人マリーニョが旅芸人を逆レイプして妊娠。子を授かるも、秘密を守るため旅芸人一家を皆殺しにさせた結果、妻の呪いでその子に“人狼の呪い”がかけられる。現代、売れない作家トーマスが「名誉村民」として村に招待され、祖母の屋敷に滞在するが、村では不穏な空気が漂い始める。

承（展開）：人狼の正体と村の陰謀

トーマスは友人カリストと再会し、村の過去と化け物の噂を聞く。森で謎の納屋を見つけた後、彼は編集者と共に村人に捕まり、地下へ投げ込まれる。そこで人狼と遭遇し、命からがら脱出。カリストに助けられ真相を知る──トーマスは人狼の呪いを終わらせるための“生贄”として村に呼ばれていたのだった。

転（転換）：呪いの夜と裏切りの連鎖

カリストは人狼の子を見つけ、トーマスの指を炒めて食べさせることで呪いを終わらせようと試みる。しかし村人たちの本当の目的は、トーマス抹殺と自らの呪いの終焉だった。夜になると村人たちは次々と狼人間に変身。そこへ祖母ローサが車で現れ、トーマスらを救出するが、混乱の中でローサも命を落とす。

結（結末）：呪いの代償と新たな脅威

日記により呪いの真実が明らかに。狼の血を引く少年は人間に戻るが、100歳で命を終える。エヴァリストとの死闘の末、トーマスが呪いを断ち切る。しかし翌満月の夜、狼人間に噛まれた疑いのある友人たちを縛り付けたトーマス自身が、苦しみながら人狼に変貌を遂げる――呪いは終わっていなかった。