この記事では、映画『ディープ・サンクタム』を観た筆者が、映画『ディープ・サンクタム』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『ディープ・サンクタム』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
休暇を利用して、セリア、ベゴ、ハコ、イバン、カルロスの5人はスペインのフォルメンテラ島を訪れる。自然を満喫しながら、海岸でキャンプを楽しむ彼らは、ある日岩場で小さな洞窟を発見。好奇心から水と懐中電灯を持ち、探検に乗り出す。
承(展開):
洞窟内は次第に狭く、複雑な構造をしており、閉所恐怖症のベゴは不安を訴えるも、仲間の圧に押されて同行を続ける。進むうちに分岐点や行き止まりが増え、帰路がわからなくなってしまう。迷子になった5人は恐怖と疲労に追い詰められ、脱出の糸口もつかめず、精神的に限界へと近づいていく。
転(転換):
出口を探すも失敗に終わり、飲み水も尽きる中、ベゴの体調が悪化。極限状態に陥ったハコは「ベゴを食べて生き延びよう」と提案し、命のくじ引きが始まる。当たりを引いたベゴは殺され、彼女の肉を食べて延命を図る者たち。一方、セリアは人肉を拒絶しながらも、生き残るために自ら動き始める。
結(結末):
セリアは暗視カメラと懐中電灯を奪って脱出を試みるが、ハコに追われ壮絶な格闘の末、負傷しながらも出口を発見する。ハコは狭い岩に引っかかり、「助けてくれ」と叫ぶが、セリアはその声を無視して一人洞窟の外へと脱出。生還の代償として、極限下での人間の狂気と裏切りが深く刻まれたまま、物語は幕を閉じる。
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