この記事では、映画『ジェイコブス・ラダー』を観た筆者が、映画『ジェイコブス・ラダー』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『ジェイコブス・ラダー』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
ベトナム戦争中、前線で敵の襲撃を受けたジェイコブは、腹部を刺されて倒れる。次に目覚めたのはニューヨークの地下鉄。彼は恋人ジェジーと暮らしながらも、戦争や死んだ息子ゲイブの記憶に苦しんでいた。体調不良や幻覚的な体験に悩まされ、現実と幻想の境目が曖昧になっていく。
承(展開):
過去の戦友や、失われた家族の記憶、不気味な幻覚や人々の変貌が次々と現れ、ジェイコブの精神状態はさらに混乱する。戦友ポールの爆死をきっかけに、ジェイコブは「自分たちに何かが仕掛けられていたのではないか」と疑念を深め、戦友たちと真相を探ろうとする。しかし、政府関係者と思われる者たちに妨害され、真相への道が閉ざされていく。
転(転換):
ジェイコブはついに、極秘兵器**「ラダー」に関する情報にたどり着く。これは兵士の戦意を高めるために開発された幻覚・興奮剤であり、戦場では誤って同士討ちを引き起こす惨劇**を生んでいた。ジェイコブもその被験者の一人だったと告げられる。
結(結末):
全てを悟ったジェイコブは、過去の自宅で息子ゲイブと再会し、「死」を受け入れる。ゲイブに導かれて階段を上るジェイコブの姿は、やがてベトナムの野戦病院での臨終場面へと切り替わる。実はこの物語すべてが、ジェイコブが死の間際に見た幻覚と精神的浄化の旅だったのだと明かされる。
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