この記事では、映画『シェルター 狂気の秘密』を観た筆者が、映画『シェルター 狂気の秘密』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『シェルター 狂気の秘密』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
家庭内暴力から逃れるため、ダーリーンと12歳の娘ビクトリアは田舎のシェルターに避難する。そこでは中年女性ビーが管理しており、「ルールを守る限り自由に滞在していい」と言う。表向きは安全で平和に見えるが、いくつかの不穏な規則が存在していた。
承(展開):
暮らし始めた二人は、次第にビーの異常性を垣間見るようになる。納屋からの謎の音、立ち入り禁止区域、銃で男を追い払うビーの過剰な防衛…。ダーリーンは納屋に忍び込み、鎖につながれた女性を発見する。ビーの狂気に気づき、娘と逃げ出そうとするが、警官にも助けを求められず、次第に追い詰められていく。
転(転換):
ビーにルール違反(酒・タバコ)を咎められたダーリーンは監禁され、ビクトリアはビーの思想に洗脳されていく。ダーリーンは一度逃走を試みるが、逆にビーに捕まり再び納屋に閉じ込められてしまう。ビーはビクトリアに「母は出て行った」と嘘をつき、母親代わりになろうとする。
結(結末):
暴漢の襲撃で混乱する中、ビーは致命傷を負いながらもダーリーンを殺そうとするが、ビクトリアが背後から包丁でビーを刺して殺害する。だがその直後、ビクトリアは「全部あんたのせい」とダーリーンを責め、助けようとしない。過去にビクトリアが父親を殺し、ダーリーンがその罪を隠していた事実が明かされ、二人の歪んだ絆が浮き彫りになる。最後にビクトリアは母を見捨て、自由に放たれたヤギと共に去っていく。
みんなのコメント