この記事では、映画『ファイト・フォー・ライフ 砂漠の子』を観た筆者が、映画『ファイト・フォー・ライフ 砂漠の子』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『ファイト・フォー・ライフ 砂漠の子』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
反発する父との口論の末、少年フィリップは車から降ろされ、広大な砂漠に置き去りにされる。絶望の中、ルーシーという少女に助けられ、彼女の恋人ジャックと共に暮らし始める。最初は警戒されるが、過去の境遇を語り信頼を得ると、ジャックに誘われるまま盗みや不法侵入に加担するようになっていく。
承(展開):
罪悪感を抱きつつも盗みを重ねるフィリップは、ジャックに連れられた先の司祭から水攻めのような「救済」を強要され、激しい嫌悪感を抱いて家を飛び出す。ジャックとも衝突し、再び孤独の砂漠へ。ルーシーの説得で戻るが、再び強盗を強行するジャックに巻き込まれ、ついには家政婦殺害という重大な事件を引き起こしてしまう。
転(転換):
犯罪の証拠隠滅と逃亡を図るジャックに従う形で、フィリップとルーシーは水も食料もない小屋での逃亡生活を強いられる。極限状態の中で関係性が崩れ始め、司祭をも殺したジャックは暴走を続ける。嫉妬と猜疑心からフィリップを責めたて、ついにフィリップが反撃。ルーシーと共に逃げ出すも、ジャックの追跡は続く。
結(結末):
逃亡中、フィリップとルーシーはつかの間の安らぎを得るが、追いついたジャックによりルーシーが射殺される。ジャックは致命傷を負いながらもなお逃亡を続けるが、衰弱し倉庫の隅で力尽きかけていた。フィリップは復讐をためらうが、最終的にジャックを見捨て、荒涼とした砂漠を一人歩き出して物語は幕を閉じる。
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