この記事では、映画『デモニック』を観た筆者が、映画『デモニック』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『デモニック』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):母の凶行と謎のテクノロジー
主人公カーリーは、かつて教会で毒を盛り21人以上を殺害し服役した母アンジェラと長らく絶縁状態にあった。ある日、友人マーティンからの連絡で、母が医療企業セラポール社の仮想現実実験「シミュレーション」に参加中であり、現在は昏睡状態にあると知らされる。母の謎を探るべく、カーリーは仮想空間での母との接触を試みる。
承(展開):仮想空間に潜む恐怖
カーリーは「シミュレーション」の中で、幼少期の実家や療養所の幻影に導かれながら、怯えた母と再会するが、「あなたは危険だ」と警告される。再び潜入した際、カーリーは悪魔的な存在に襲われ、現実世界にも同様の傷を負う。以後、シミュレーションへの参加を拒否するが、悪夢や幻覚が現実に侵食し始める。
転(転換):陰謀と悪魔の正体
カーリーはマーティンから、セラポール社がバチカンの悪魔祓い組織に関与していると聞かされる。やがて親友サムが悪魔に操られカーリーを襲撃し、さらにセラポール社の科学者たちの正体が神父であったことが判明。彼らは悪魔がカーリーに憑依し、かつてのアンジェラのように殺人を犯させようとしていると警告する。
結(結末):母との和解と自己犠牲
カーリーは悪魔に連れ去られた母を救うべく療養所へ向かい、仲間や神父たちの死を乗り越え、聖なる槍を手に悪魔と戦う。仮想空間で母と心を通わせたカーリーは、最終的に悪魔に取り憑かれながらも、自ら槍を突き刺すことで悪魔を倒し、現実世界で命を取り留める。物語はカーリーが母の墓に花を手向け、過去と向き合う姿で締めくくられる。
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