この記事では、映画『ダニエル』を観た筆者が、映画『ダニエル』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『ダニエル』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
両親の離婚により心を閉ざした少年ルークは、銃撃事件現場で血まみれの遺体を目にした後、“ダニエル”という空想上の友達と出会う。ダニエルはルークにとって孤独を癒す存在だったが、ある日母に薬を飲ませるという悪意ある行動を起こさせたことから、ルークは彼を封印する。
承(展開):
大学生になったルークは鬱屈した日々を過ごしていたが、カウンセラーの助言をきっかけに、封印していたダニエルを呼び戻す。魅力的な青年の姿となったダニエルはルークを導き、人生が好転するように見えた。しかし、ルークが成長して自立し始めると、ダニエルは次第に支配的で危険な存在へと変貌していく。
転(転換):
ダニエルの暴走が激化し、ルークは次第に自我を失い始める。やがてルークは、かつてのカフェ銃撃事件の犯人もダニエルに取り憑かれていたと気づき、彼の存在がただの空想ではなく寄生型の悪霊であることを確信する。カウンセラーに助けを求めるも、逆にダニエルはカウンセラーを殺し、ルークの体を乗っ取ってしまう。
結(結末):
ダニエルに乗っ取られたルークは恋人キャシーを襲おうとするが、彼女の抵抗で追い詰められる。一方、内面世界でミニチュアハウスに閉じ込められていたルークは、そこで悪霊の本性を見抜き、現実へと戻る。ダニエルを倒す唯一の手段として、自分ごと屋上から飛び降りるという選択をし、犠牲と引き換えにダニエルを消し去る。アスファルトに倒れるルークのそばには、静かに寄り添うキャシーの姿があった。
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