この記事では、映画『キャンディマン』を観た筆者が、映画『キャンディマン』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『キャンディマン』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):都市伝説との出会い
芸術家アンソニーは恋人プリアンナとともに、かつて不穏な事件が相次いだカブリーニグリーンの跡地近くへ引っ越す。
その地にまつわる都市伝説――「キャンディマン」に興味を持ったアンソニーは、創作のヒントを得るために調査を開始。廃墟で蜂に刺されたことをきっかけに、謎めいた男ウィリアムからキャンディマンの歴史を聞かされる。
承(展開):創作と呪いの交差
アンソニーは展覧会に「キャンディマンを5回呼べ」という作品を出品する。
しかし、冗談でその儀式を行った人物が次々と惨殺される事件が発生。
やがてアンソニー自身も、鏡に映る自分がキャンディマンに変わる幻覚を見るなど、精神を蝕まれていく。
自らが幼少期に誘拐されていた赤ん坊=都市伝説の核心であることを知ると、事態はさらに加速する。
転(転換):儀式と再誕
恋人プリアンナがウィリアムに捕らわれ、アンソニーを新たなキャンディマンにする儀式が始まる。
アンソニーは片手を切断され、鉤爪を取り付けられて転生。
逃げようとしたプリアンナを襲うよう命じられるも、ウィリアムは逆に殺される。
だがそこに現れた警官たちは、事情を無視してアンソニーを射殺。黒人に対する一方的な暴力が再び繰り返される。
結(結末):新たな伝説の継承
警察に拘束されたプリアンナは、パトカー内でキャンディマンの名を5回呼ぶ。
するとアンソニーの姿をした新たなキャンディマンが現れ、警官隊を全滅させる。
全身を蜂に覆われたアンソニーは、完全にキャンディマンとなり、復讐と記憶の象徴としての“伝説”を受け継ぐ。
彼の存在は、殺された黒人たちの怒りと悲しみの集合体として、新たな都市伝説となって語り継がれていく。
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