この記事では、映画『ロード・インフェルノ』を観た筆者が、映画『ロード・インフェルノ』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『ロード・インフェルノ』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):ささいな苛立ちから始まった最悪の一日
家族で父の誕生日を祝うため実家へ向かうハンス一家。出発の遅れや車内の喧騒に苛立つハンスは、交通ルールを無視しながら運転し、遅い白いバンに対して激しいあおり運転をしてしまう。パッシングやクラクションを浴びせ、追い越しざまに挑発行為までしてしまうハンスだったが、それが思いもよらぬ悲劇の引き金となる。
承(展開):追跡と対立の激化
給油所で偶然再会した白いバンの運転手に謝罪を求められるが、逆に口論となりその場を後にするハンス。すると白いバンがハンス一家を執拗に追跡しはじめ、ついには一般道での逃走劇へと発展する。男の不気味な追跡と嫌がらせはエスカレートし、スタックした車に薬物を噴射するなど命の危険に及ぶ事態に。警察に一時的に保護されるも、男はハンスのスマホから住所を突き止め、実家へと向かっていた。
転(転換):家庭への襲撃、そして精神的暴走
ハンス一家が実家に到着する直前、男は先回りしてハンスの両親に接近。「ハンスの教育に問題がある」と一方的な持論をぶつけた末、認知症の父とその妻を部屋に閉じ込めてしまう。ハンスらが帰宅し異変に気づいた直後、男が現れハンスに再び薬物を噴射。混乱する中、ハンスは気力を振り絞って家族の元へ這い上がり、救急と警察により一家は救出される。だが、男はまだ終わらせていなかった。
結(結末):「罰」は終わらない──日常の中に潜む恐怖
事件後、平穏を取り戻したかに見えたハンス一家。いつものようにディアナは慌ただしく出勤し、ハンスは子どもたちを学校に送る。しかしその帰り道、背後から白いバンが音もなく近づき、ハンスを撥ね飛ばす――
あの日から始まった「報復」は、まだ終わっていなかった。
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