この記事では、映画『バード・ボックス バルセロナ』を観た筆者が、映画『バード・ボックス バルセロナ』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『バード・ボックス バルセロナ』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
終末世界と化したバルセロナ。セバスティアンと娘アンナは、謎の存在“あれ”によって視覚を奪われると自殺に追い込まれる世界で生き延びていた。だが実は、アンナは既に亡くなっており、セバスティアンの幻覚だった。セバスティアンは“あれ”を見ても影響を受けない「見える者」として、自殺を“救い”と信じる狂信的な存在になっていた。彼は仲間を装い生存者に近づき、強制的に“あれ”を見せて死へ導く。
承(展開):
過去の回想を通じて、セバスティアンが最愛の妻を失い、アンナと逃げ延びたこと、狂信的な神父に影響されていたことが描かれる。現在のセバスティアンは、ドイツ人少女ソフィアや数人の生存者グループと出会い、彼らと一緒に“安全地帯”モンジュイックを目指すことに。しかし、セバスティアンの心には未だ幻のアンナが語りかけており、彼の言動には不穏さが漂う。
転(転換):
旅の途中、“あれ”の襲撃で仲間が次々と犠牲に。セバスティアンはソフィアに対し揺れる感情を抱き、自らの信念と愛情の間で葛藤を深める。一方、彼の正体に疑念を抱いたクレアは、ついにセバスティアンのゴーグルが透明であることに気づき、彼が裏切り者だったと認識する。アンナとの過去の真実も明かされ、彼が“救い”を信じていた理由が悲劇であることが分かる。
結(結末):
セバスティアンはクレアとソフィアを守る決意をし、彼らを安全地帯へ逃がすため自ら犠牲となり、狂信的な神父との死闘の末に命を落とす。クレアとソフィアは無事モンジュイックに到着し、そこでソフィアは母と再会。軍が守るこの施設では“あれ”に対する免疫研究も進められており、希望の兆しが見える中で物語は幕を閉じる。
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