この記事では、映画『SLIME スライム』を観た筆者が、映画『SLIME スライム』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『SLIME スライム』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
アメリカのリゾート地で建設された「シダーゲート会議センター」で、黒い粘液による事故死が発生。環境悪化を訴える生物学者コネリー博士の警告も無視され、施設は完成。環境会議のため著名人が集まる中、出席者が次々と黒い粘液に触れて幻覚を見せられ、命を落としていく。イベントコーディネーターのケリー、牧師ミドルトン、警備員デッドマーシュらが不可解な事件に巻き込まれていく。
承(展開):
黒い粘液は人間の「最も恐れるもの」を幻覚として見せ、次第に犠牲者が増加。ミカエラ、ユージーンらが死に、デッドマーシュも過去の因縁に苛まれる。ケリーも自身のトラウマと対峙し、粘液の異常性に怯える。コネリー博士は粘液が知性を持った生命体であり、人間の恐怖を糧にして成長していると明かす。下水道での調査が始まり、粘液の巣が発見される。
転(転換):
粘液によって次々と犠牲者が増える中、ついにその「餌=恐怖」の仕組みが明かされる。デッドマーシュは自らの罪と向き合い、仲間を逃がすため粘液と対決し犠牲に。幻覚と可燃ガスに包まれながら、贖罪の炎で時間を稼ぐ。一方、ケリーは祖母のオジブア族のまじないとペンダントを使って生命体と精神的な接触を試みる。
結(結末):
ケリーの祈りが通じたことで、粘液生命体は攻撃をやめ、彼女とミドルトン牧師は無事に脱出。生命体は「大地への敬意」に反応したと推測される。その後、ミドルトン牧師とケリーは絆を深め、共に旅立つことを誓う。だが、開発主義の象徴であるケントが黒い粘液に再び触れてしまい、生命体はまだ終わっていないことを示唆して幕を閉じる。
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