この記事では、映画『パラサイト 禁断の島』を観た筆者が、映画『パラサイト 禁断の島』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『パラサイト 禁断の島』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
トビーはネット漬けの日々を送っていたが、ある日、目の前で父が強盗団に殺害されるという凄惨な事件に遭遇する。心に深い傷を負った彼は、カウンセラーの勧めで更生プログラムの一環としてフィリピンの無人島で3日間サバイバル生活を送ることになる。孤独な島での生活が始まり、食料も失い、恐怖の中で美しい少女・マデリンと出会う。
承(展開):
マデリンは島で狩猟生活を送っており、トビーは彼女と打ち解け始めるが、「母親は危険だから近づくな」と警告される。やがてトビーの引率者ケインが何者かに殺され、トビーは森の中で不穏な証拠や複数のパスポート、死体を発見。島にただならぬ過去があることが明らかになる。マデリンとその母の存在に不気味さを感じる中、トビーは島に囚われたことを悟る。
転(転換):
マデリンの母を通して、島ではかつて「魔物への生贄の儀式」が行われていた過去が明かされる。真実は、マデリンこそが魔物に選ばれた存在であり、人々を惨殺してきた張本人だったという衝撃の告白だった。母はマデリンを止めるために島に留まり続けていたが、死の間際にマデリンを抑える手段として「光」と「果実」をトビーに託す。マデリンの正体は人間ではなく、化け物だった。
結(結末):
トビーはマデリンを騙して果実を飲ませ、灯台の光で弱らせようとするが、マデリンは怪物の姿で反撃してくる。激しい攻防の末、トビーは灯台に火を放ち、漁船の光を頼りに島を脱出しようとする。しかし、最後の瞬間、トビーの後ろにはマデリンの姿があった。夜が明けると、助けられたのはマデリンのみで、トビーの姿は消えていた――魔物はついに島を出てしまった。
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