【ネタバレ】『スプリー』あらすじを起承転結で解説

この記事では、映画『スプリー』を観た筆者が、映画『スプリー』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。

【ネタバレ】映画『スプリー』はどんな話？あらすじを起承転結で解説！

起（導入）：

SNSでの成功を夢見る23歳の青年カートは、ライドシェアアプリ「Spree」のドライバーとして働きながら、乗客を殺害する様子をライブ配信するという狂気の行動に出る。視聴者の関心を集めることで、フォロワーを増やそうと試みるが、最初の殺人すら“やらせ”扱いされ、思うように注目を得られない。

承（展開）：

次々と乗客を殺害しながら配信を続けるカートは、有名インフルエンサーのジェシーとも遭遇するが、冷たくあしらわれる。さらに、自分より人気のある元ベビーシッター先の少年ボビーにも拒絶され、嫉妬と劣等感から暴走が加速。より残酷で衝撃的な犯行に手を染めていくが、ネット上では思ったほど話題にならない。

転（転換）：

配信中に殺人を犯したことでようやく警察やメディアが動き出す。逃亡を図るカートは、新たなターゲットとして人気者ジェシーの誘拐と殺害を企てるが、ジェシーの反撃によって状況が逆転。父や母さえも手にかける狂気の末、ジェシーとの最終対決に突入する。

結（結末）：

激しい攻防の末、ジェシーがカートを撃退し、狂気の連続殺人は終焉を迎える。ジェシーは英雄として称賛される一方で、カートの凶行はネットの片隅に埋もれていき、彼が望んだ「バズる存在」にはなれなかったという、現代SNS社会への皮肉を残して幕を閉じる。