この記事では、映画『イグジスツ 遭遇』を観た筆者が、映画『イグジスツ 遭遇』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『イグジスツ 遭遇』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):山小屋と“何か”の気配
ブライアンとマット兄弟、友人のトッド、エリザベス、ドラの5人は、休暇を過ごすため叔父の山小屋へ向かう。途中で「何か」を車で撥ねてしまい、不審な鳴き声や影に気付くも、そのまま山小屋へ到着。山小屋は荒れ果てており、野生動物も侵入していたことから、5人は車で寝泊まりすることに。夜、森の中でビッグフットのような謎の生物の存在を確認し、兄弟はそれが昔叔父から聞かされた“目撃談”と関係していると気づく。
承(展開):ビッグフットの襲撃と孤立
ブライアンがビッグフットの姿をビデオに収め、追跡を開始。やがて夜になり、ビッグフットが小屋の周囲を徘徊し始め、5人は身をひそめて夜をやり過ごす。翌日、逃げようとするが車は破壊されていた。マットが助けを求めてマウンテンバイクで山を下りるが、途中でビッグフットに襲われる。小屋の地下からライフルを見つけた4人は身を守る準備を整えるも、外からはマットのバイクが投げ込まれ、危機が近づいていることを知る。
転(転換):仲間の死と洞穴の発見
夜、ビッグフットが再襲撃。エリザベスが死亡し、残された3人は逃亡を決意。森の中をさまよう中、マットの持ち物を発見し、その近くで洞穴に辿り着く。中には怪我を負って横たわるマットの姿があり、ブライアンは彼を救出しトレーラーハウスへ避難する。だが、トッドが叔父の注意を引こうと花火を打ち上げたことで、ビッグフットに襲われ命を落とす。トレーラーも崖から落とされ、残る生存者はブライアンただ一人となる。
結(結末):ビッグフットの正体と“贖罪”
ブライアンはビッグフットに捕まり、目覚めると仲間たちの遺体が並べられていた。そして、ビッグフットが見せたのは、腐乱した“子どもの遺体”。最初に車で撥ねたのはこのビッグフットの子であり、襲撃はその復讐だった。そこへ叔父が駆けつけ、ブライアンと共に逃走を試みるも、叔父は命を落とす。追い詰められたブライアンは「殺してくれ」と懇願し、最後のメッセージをビデオに残す。だが、ビッグフットは彼を殺さず、静かに去っていく──怒りと悲しみの果てに、“許し”が残された。
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