この記事では、映画『Pearl パール』を観た筆者が、映画『Pearl パール』のあらすじをネタバレありの起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。
【ネタバレ】映画『Pearl パール』はどんな話?あらすじを起承転結で解説!
起(導入):
第一次世界大戦下のテキサス。農場で家族と暮らす若い女性パールは、戦争に行った夫の帰りを待ちながら、スクリーンスターになる夢を抱いていた。だが現実は、厳格な両親と田舎での抑圧された日々。ある日、街の映画館で映写技師と出会い、夢への憧れが一層強くなる。
承(展開):
パールは教会のダンスオーディションに希望を見出すが、母はその夢を否定。衝突の末、母を火傷させ、父も無力化してしまう。家族を見捨てたパールは映写技師と関係を持つが、家の異様な雰囲気に気づいた映写技師に拒絶され、逆上して殺害。父も手にかける。その後、何事もなかったようにオーディションに挑むも、不合格に終わる。
転(転換):
落胆するパールのもとに義妹が現れ、慰める中で、パールは自らの殺人を含む異常な内面を語り出す。義妹は恐怖を抱きつつも秘密を守ると約束するが、パールは義妹がオーディションに受かったと知ると激昂し、斧で殺害してしまう。
結(結末):
義妹の遺体をワニの餌にし、両親の死体をダイニングに並べたパールは、狂気の中で家族団らんを演出する。そこへ戦争から帰還した夫ハワードが帰宅。目の前に広がる異様な光景に驚く彼を、パールは涙を浮かべながら満面の笑みで迎える――その顔には、壊れた愛と夢の残骸がにじんでいた。
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